怪しい設定がドンドコ追加されてくのが快感「とある魔術の禁書目録(インデックス) (6) (電撃文庫)」

「魔法」対「科学」。不干渉であるはずの両陣営に火種を放り込もうとする意思が登場し、世界のバランスが崩れ始めようとする。
展開の骨子として今後も続くテーマとなるであろう「魔法と科学の対立」が本格的にテーマとして取り上げられ、対立の構図を描く者の一人(おそらく中ボス)学長も本格的に登場。こいつは怪しい。
この巻から登場する新ヒロイン(どこまで増える気だ)も、シスターズを超えるトンデモ超設定でイイ感じだ。ラノベの醍醐味っぽくてこうゆの好き。
ただ、今回はメインの敵キャラはビジュアル的に地味で残念かなぁ。
ここで気付いたけど、続刊が多く出てると、なんというか安心してドキドキできるという事を発見。本作は割と危ういバランスの上に物語が構築されてる気がするのでなおさらかも。