ファミコン行ってきた

近所の奥さん同士の会話から「ファミコンが楽しみで……」「ファミコンはもう諦めて……」などというタームが漏れ聞こえた場合、それはファミリーコンピュータの話じゃない。
低年齢の児童がいる子育て中の人にとって「ファミコン」とは「おかあさんといっしょファミリーコンサート」を指すのだ！　つか、もうファミリーコンピュータとかいう時代じゃないんだよ！（泣きながら）
知らない人にはまったく想像のつかない世界だろうけど、低年齢子育て中の家庭では、毎朝の「おかあさんといっしょ」は朝のワイドショウより見られているTVショウなのだ。子供に合わせて自分も見ているうちに、いつのまにかその独特な世界にドップリとハマってしまう確率はかなり高い。日本各地で行われるこのミュージカルじたてのコンサート、チケットは抽選制で一説によると倍率は５０倍を超えるとか。
で、昨日はそのファミコンに行ってきました。*1
いやぁもの凄い盛り上がりっぷりだったわぁ。ちびっこたちの反応も良かったけど、思った以上にステージイベントとしての完成度が高い。番組の存在そのものがショウビジネスとキャラクターマーチャンダイジングの進化の袋小路的完成形だし当然といえば当然なんだけど。

*1:チケットはキャンセルの方から定価で譲っていただきました。ラッキー。