画像を放り込むとイラレに変換するソフトを作った(マック用)

http://d.hatena.ne.jp/y05k/20070421
先日、willustratorをいじってみて思い出した、自作の「jpgなどをブロック状のパスに変換するソフト」を7年ぶりに墓穴から引きずり出して紹介してみようか。

アプリの名前はvector resoet(ベクターリゾート)。

こうゆう画像を放り込むと……

こうゆうパスのデータに変換したりできるのだ
これはいろんな色とサイズの矩形のパスが黒背景の上に並んでる状態

これとか

こんなパスにすることも

任意のフォント、任意の文字列を明度に応じた大きさで表示することで元画像を表現、というのも可能。
ダウンロード&詳細説明は
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y05k/resort/
ココで。
いまは家ではwin環境なので確認できないんだけど、たぶんosXでも動くんじゃないかなぁ。確か起動すると「体験版」って書いてあって「テキスト変換」とか一部の機能に制限があると思うので、もし「使いてぇ」という酔狂な人がいるなら起動後にテンキーから「210」と入力すると「体験版」の文字が消えて製品版(わらい)になったハズ。微妙にうろ覚え。*1
なんで開発したかって言うと、自分はデザインの基本がCMYKじゃなくてシルクスクリーンな人なので「シルク1版で刷れるユニークな画像加工」の版下をつくるため。
開発はMac版のREALbasicという言語で、今となっては命令を一つも思い出せない、というか「コレなにで作ったっけ?」と全力で考えてようやくREALbasicという単語だけを思い出したレベル。我ながらひどいなぁ。
イラレデータ形式は、勝手に.aiデータを解析しちゃいました。いわゆるリバースエンジニアリング。前回のエントリでも書いたけど、8.0以前の.aiデータはテキスト互換のデータで記述されてるのでテキストエディタで開くとおおよその構造がわかっちゃうのだ。テキスト形式のデータなのでperlかなんかで書いた文字列置換スクリプトに放り込んで出力を返す、みたいな考え方で割と簡単に外部フィルターを作ることが可能。
そのうちヒマになったらイラレに組み込めるプラグインとかも作ってみたいなぁ、趣味で。あんまヒマになる「そのうち」を想像できないけど。
まぁコレはなんせ2000年のソフトだし自分自身もいまだにイラレ10使いなので「今はコレ使えば同じことできるよ」って場合はご容赦を。てゆうかそれ教えて。

*1:当時はこのパスワードを500円で売ろうとしてたのだ……