このあたりで気分的にも同調できるようになってきた「とある魔術の禁書目録(インデックス) (4) (電撃文庫)」

なんといってもエクストラヴァージンのオリーブオイルはシチリア島産のものに限る、もしあなたが新鮮なオリーブの強烈に青臭い香りを望むのなら!(ブランデーグラス揺らしながら)
ここまで読む限り、このシリーズの最大の魅力は「魂震えるほどの青臭さ」。ノれるか、ノれないか、という意味では、一定以上の年齢の読者にはある程度の高さの壁として立ちはだかるのではないか。それほど「青い」。これはちょっとしたカルチャーショックでもあるレベル。でもこれはこれでラノベというジャンルの王道の一つを体現してるように思えるんだよなぁ。
物語が進むべくベクトルが見えないまま、この無軌道でやたらめったらなテンションはどこへ向かうのか。この後も結構な巻数が出ているので引き続き付き合っていくよ!