落ちてる本との別れ

いやぁ、会社帰りにゴミ捨て場に大量の本の山が捨ててあって、ついつい昔のクセで近寄って詳細を確認しちゃうんですけどね、今日捨ててあったのは……
＞80年代の漫画雑誌を中心とした雑誌類
＞70年代後期〜90年代初期の漫画単行本
コレが重量にしてたぶん150キログラムほど。長年本拾いやってるけど、古い漫画がこんなに大漁もとい大量に捨ててあるのは初めて見たですよ、古本に関してはかなり度を越した欲望の持ち主なので、小雨の降る夜中のゴミ捨て場の前で一人興奮。惜しくも小雨のせいでほとんどが軽く湿ってたんだけどね。
と、まぁ独身時代の自分なら即座に会社に戻って台車を借りてきてすべて確保するんだけど（しかも会社で一時保管という迷惑なオプションつき）、今は妻も子もいる身！　揺れるな俺の心！　伸びそうになる手をぐっとこらえて、途中何度も「一番下の少年チャンピオンならあんまり濡れてなかったかも」「せめて80年代の表3の広告だけでも何冊か破って」と何度も何度も女々しく迷いつつもダッシュで帰ってきたので本拾いマニアの方にこの悔しさをお裾分けしときます。
まぁ突然しっとり湿った古い漫画誌を台車で150キロ分持って帰ってくる旦那って冷静に考えるとサイコ入ってるような気がしないでもないなぁ、伊藤潤二の漫画のキャラか俺。