工場視サ2!

今日は念願のぬいぐるみ工場へ! と、思いきやタクシーの運ちゃんが道に迷い、一時間の道程が二時間たっぷりかかるハメに。途中、バイクタクシーのおっさんに道を聞くと「10元払うんなら先導しまっせ」と言われて途中でお金払ったら「だいたいこの辺」という捨てセリフとともに帰ってしまい、そこからまた迷う、というお約束っぽいやりとりも堪能しつつ到着しました。いやぁ中国だなぁ(←けっこう満足げ)。
綿打ち(圧縮されて送られてくる綿のかたまりをほぐす工程)から縫製、ひっくり返し、ここで検針、綿入れ、縫い閉じ、タグつけ、ここでまた検針、パケ、梱包、(メーカーによってはここで再び梱包を開けて検針)、という工程を全部みてきました。グロス単位でミシンが並ぶ環境で、日本の(複雑な)キャラクターぬいぐるみが量産されていく様子は圧巻かつ感慨深いものがあります。
何軒か見させてもらった中では工員さんにとって格段にいい作業環境にみえたのですが、だからどうこうって感想を抱かないほうがいいのは、このビジネスのお約束ですか。あんまり慣れないけど……。まぁこちらとして出来ることは、適切かつ明確かつ迅速な指示を出してあげて、なるべくスピーディな流れで本生産に入らせてあげるくらいでしょうか。仕事として継続するためにもクオリティ面で妥協する気はないですが。
あとはあんまりここでは書かないですけども、まぁいろいろと人種的民族的政治的衝突も交えつつ、多国間をまたぐビジネスは難しいんだなぁ、と認識を改めさせてもらいました。
さぁ、そのへんをひっくるめて帰国したらいろんな企画書指示書を書きますかね!