文化庁メディア芸術祭に行ってきた

昨日の朝にふと思い立ってそのまま家族で東京都写真美術館へ。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html
http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/suisen/index.html
インタラクティブな作品や映像など、子供でも楽しめる非常にとっつきやすく、いろいろと創作欲/仕事欲を刺激されるいい展示会だった。
耳の後ろに電極をつけ電気刺激で人間の平衡感覚を左右に揺らすSave YourSelf!!!という作品を体感、人間の感覚って案外乱暴なんだなぁ。
アート部門の大賞作品「Imaginary・Numbers 2006」は「力学系の中の粒子のふるまい」を演算表示したもので、場の挙動が非常に精妙に制御されていて何時間でも見ていたくなる美しさ。将来こうゆう作品を壁掛けシート式モニタで生演算にて絵画のように楽しむ時代が来るといいなぁ。「人工生命」という数理科学とも美術ともつかないものが流行った頃、自分も同じようなテーマの作品を作っていたのでこの作品の制御の精緻さは非常によくわかります。ぜひ映像じゃなくて生の演算出力に触れてみてほしいです、ずっと眺めてるといろんな事がわかってくるハズ。