本の表紙用グラフィックを作った


作った。と言っても一年以上前の話なんだけれど、webでの紹介をする場が機能してなかったのでこの場で改めて紹介。
昔製作したグラフィックを気に入ってくれていた著者・伊藤剛氏に依頼をいただいて仕上げた一枚。本書「テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ」についてはこちらを参照されたし。
総体としてのキャラクターという概念そのものを1つのポートレイトとして表現するためにこうゆう構成にしてます、部分に宿るイメージの総体についてはウイリアムギブソンの処女作「ホログラム薔薇のかけら」を思い浮かべつつ仕上げてみました。
ものすごーく遠目に見た時には「なんかアニメかなんかのキャラ?」っぽい風に見えて、近づいていくと結構気持ち悪いグラフィックになっている事に気づき、もっと近くでよく観察すると3体のキャラクターがなんとなく透けて見える、けどそれぞれの全体像は把握できない、という仕掛けになっています。