がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night (電撃文庫)

「イカス小説を書く」ことにその情熱のすべてを傾ける男・成田良悟のアニキ最新作は四冊に及んだ越佐大橋シリーズ最終巻！
なんと言ってもこのシリーズは非常にいい具合にキャラが立った。そもそも成田ワールドはクセのあるキャラばかりで、それがまた大きな魅力なのだが、今回は特にキャラクターに恵まれた作品に仕上がったように思う。そりゃもうこんだけキャラが活きてたら、作者が放っておいても勝手に小説が出来ていくんじゃないかと錯覚するほど。
もちろん仕掛けもバッチリで驚かせてくれるのだが、個人的にはもうちょいハデめなエクストリームさを希望。いや、そこいらのに比べれば本作も異常にハデでエクストリームなんですけどね。

あと、いろいろ絶叫しながら殴りあう成田良悟と浅井ラボ、というラノベ番長頂上決戦ってのが見てみたいのですがどっかのプロモーターさんどうですか？

15冊目！