悪役になる方法

先日の朝、愛用のBMXで駒澤通りを爆走通勤中、山手通りとの交差点でテレビの撮影クルーに捕まった。
署名活動やティッシュ配りも目を合わせてくれないという、人としてそれどうよって感じのスキルを持つこの私をごく自然に立ち止まらせるとは、報道系制作マンあなどりがたし。
「今、交差点が危険でどうのこうのなんですがどう思いますか?」とか聞かれるものの、今ひとつ何を聞きたいのかはっきりしないので、こちらの答えも「はぁ(テ、テレビだよオイ)」とか「そっすね(と……撮られてるのぉ)」とかどうでも良いものに。都会人はテレビごときで動揺しないのです。
で、これで最後ですから、とマイクが向けられ
「さっきそこで信号無視しましたよね?」
ああンやっぱりぃーーーー
と思いっきり動揺しつつも「ここって見通し良いしぃ?」など先方の希望通りの「屁理屈をいう身勝手な奴(ついでに見た目も怪しい)」的な感じを織り交ぜつつ答えてあげました。
編集次第では結構悪役っぽい絵になるかもしれないのでちょっと楽しみ!