ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)

前から読みたかったヒストリエをこれまた会社のマンガ棚で見つけたので三巻まで一気読み。予想通りの面白さ。
舞台は古代ヨーロッパ、アリストテレスの時代。主人公は実在の人物らしいけど、そのへんはあまり調べないほうが波乱の展開を楽しめそう。実際「えぇーっ!?」という展開も多いしね。
ストーリーそのものは自分的には大好物の「シビアな世界と人間の話」。情け容赦ないです。最近こうゆう歴史系の作品を読むと、人類が体験する苦痛の総量が劇的に減ったという事実について考えさせられることが多い。あと、岩明氏は人間の死体の表情を描くのが上手すぎる。
とりあえずスキタイ人の恨みを買うようなマネはしないように気をつけようと思った。